副業で主婦に物販をおすすめしない理由5選を紹介!についてお伝えいたします。
コロナ禍で本業の収入が減って副業を考える人、実際に副業をはじめたって人が増えています。
色々な副業がある中、再現性が高いので稼ぎやすいといわれるのが物販です。
さらに、副業で物販をするのに、気軽に出品できるプラットフォームもたくさんあります。
有名なのがフリマ型のメルカリや、オークション型のヤフオクです。
でも、物販って本当に稼げるの?と思われる人も多いのではないでしょうか。
物販に限らず、統計でも副業の年収が10万円以下の人は半数以上で、期待するほど稼げてない現状に苦悩している人は多いようです。
私も2017年から3年間、副業で物販を行いましたが、最高月収14万円でなかなか本業を超えるほど稼げませんでした。
そこで、ワンオペで看護師をしながらも副業を実践したわたしが、主婦に物販をおすすめしない理由を5つ考えました。
それでは、副業で主婦に物販をおすすめしない理由4選を紹介!をご覧ください。
Contents
副業で主婦に物販をおすすめしない理由4選を紹介!
ワンオペで看護師をしながらも副業を実践し、平均睡眠時間3ー4時間で頑張ったにもかかわらず、最高月収14万円しか稼げなかったわたしが、主婦に物販をおすすめしない理由を4つ紹介いたします。
副業を考えている、どんな副業が良いか悩んでいる、物販ってどんな副業か知りたい人も必見です。
物販にまじめに取り組んだにもかかわらず、稼げなかった、物販の落とし穴を紹介します。
参考にされてみて下さい。
仕入れするための資金が必要
物販では、売るものを仕入れなければなりません。
基本安く仕入れて、仕入れ値より高く売ることで利益が発生します。
仕入れるには資金が必要です。
稼ぎたい金額にもよりますが、たくさん稼ぎたいと思ったら、その分仕入れもたくさんしなくてはならないので、資金がたくさん必要になります。
そして、仕入れたぶん、最初は赤字の状態からはじまるのが物販です。
本業で収入があれば、副業の赤字を本業の収入でカバーすることもできますが、専業主婦なら収入がない方が多いと思います。
仕入れたものが必ず売れるという保証もないですし、売れなければ赤字がかさみ、精神的にも金銭的にも追い詰められます。
また、利益が出たとしても、贅沢はできません。
なぜなら、利益で次の仕入れをしなければならないからです。
仕入れたものを置いておく場所が必要
最初に述べましたが、物販をはじめるには仕入れが必要です。
たくさん稼ぎたければ、たくさん仕入れが必要です。
たくさん仕入れたら、商品を置く場所が必要です。
アクセサリーなど小さいものならまだしも、服やかばん、靴など、かさばるものもたくさんあります。
自宅の一室や一角に専用の棚を設置して、置き場所を確保しなければなりません。
旦那さんがいる主婦は、隠れて副業をしたいと思っていても、急に自宅にものが増えるため、旦那さんに内緒で副業することは難しいです。
小さいお子さんがいれば、触らないように保管場所を工夫したり、教育することも必要になります。
私も、カメラ転売をしたときは、こわされないように冷や冷やしていました。
とにかくやることが多い
物販の基本的な流れは、リサーチ→仕入れ→リペア→出品→発送です。
それぞれ、解説していきます。
リサーチ
物販では売りたい物が売れる商品とは限りません。
なので、基本的にはどんな商品が売れているのかリサーチします。
例えば、メルカリでどんな商品が売れているのかです。
1時間で5-6商品見つける人もいるし、1日かかっても1個しか見つけられないという人もいます。
本当に売れる商品を短時間で見つけるには、かなりの経験が必要です。
そして、その経験を積むにも仕入れて失敗して、仕入れて失敗しての繰り返しなので、資金が必要になります。
仕入れ
リサーチした後は、商品の仕入れになります。
どこでその商品が買えるのか、いくらで買えるのか、送料や手数料を差し引いて利益がとれる仕入れ方をしなければなりません。
中国のプラットフォームで仕入れをする場合は、たくさん購入した方が1個あたりの単価が安くなることが多いため、資金がたくさん必要になります。
また、中国からスムーズに仕入れるために仕入れの代行業者を使用すれば、それも経費がかかります。
リサイクルショップを廻って商品を購入する場合、本業のある主婦ならお休みや使える時間が限られるため、仕入れに行くことじたい、むずかしいです。
ヤフオクなどで出品されたものを安く購入する電脳仕入れでも、他の人と競り合う時間が空き時間とは限りませんので、仕入れがむずかしくなります。
リペアや修理
中古品を安く購入して商品とするばあい、商品をリペアします。
例えば洋服なら洗濯、しみ抜き、靴やかばんなら皮磨き、補修です。
それらをリペア、修理するには知識、技術が必要で、実践するための時間も必要になります。
出品
出品する商品が決まったら、それらを撮影します。
きれいに撮影するための場所を確保をし、撮影するための照明を購入したほうが良いです。
ひとつの商品につき、さまざまな角度から撮影するので約10枚の写真を撮影します。
そして、商品を掲載するために、商品ページを作ります。
写真は加工したり、編集します。
商品ページは売れるように作り込みます。
サイズを測ったり、商品の特徴を記入したり、購入者に伝えておかなければならない注意点(きず、汚れ、不備など)を把握し、記載します。
発送
商品が売れたら、梱包します。
利益が出るような梱包方法を選びます。
箱の大きさや、どこの配送会社を使うかです。
梱包は丁寧にするのはもちろん、購入に対するお礼状を準備し、次回購入につなげる努力も必要になります。
また、梱包資材の段ボールや袋、緩衝材を保管する場所も必要です。
外注化にリスクをともなう
これまで、物販をやるにあたりおおくの時間が必要なことを説明してきました。
では、これらの問題を解決するために、外注化するのはどうでしょうか?
つまり、人を雇って、仕事量を分散するのです。
わたしが所属している物販スクールの日報をみると、外注化のハードルはかなり高いようです。
外注を任せるために、教育をしたり、会議したり、信頼関係を構築したりです。
さらに、外注のお給料も支払わなければならず、資金も必要です。
教育できたとしても、物販はやることが多く、安い給料で雇うため、途中で辞めてしまうこともしばしばあります。
また、商品を渡して出品、発送の外注をする場合、商品を持ち逃げされたという話も、よく聞きます。
このように、外注化にも資金、時間、リスクを伴うため、ハードルが高いです。
副業で主婦に物販をおすすめしない理由4選!まとめ
以上、副業で主婦に物販をおすすめしない理由を4つ紹介させていただきました。
1:仕入れするための資金が必要
2:仕入れたものを置いておく場所が必要
3:とにかくやることが多い
4:外注化にリスクをともなう
物販には資金力、時間が何より必要です。
独身の人なら、時間をつかって経験を積みながら、物販での収入を増やしていくことができるかもしれません。
しかし、時間の限られた主婦には、隙間時間で行える作業の量ではないため、特に成果がでにくいように思います。
しかも、物販で必要な作業のリサーチ→仕入れ→リペア→出品→発送は最低限の作業です。
この他にも商品の仕分け、在庫管理、売り上げ管理、各プラットフォームの勉強、商品が上位表示されるような戦略を打つ、コメントにきた質問に返答するなど、やることはまだまだあります。
収入を増やしたくて、子どもと過ごせる時間を作りたくてはじめた副業で、大失敗となりました。
もちろん、物販で成功している主婦の方もいると思います。
しかし、それは並大抵の努力ではないことも知っておくべきです。
YouTubeやSNSで簡単に稼げる、隙間時間で稼げる、リスクがないといっている物販は、ほとんど嘘ではないでしょうか(笑)。
本当に簡単に稼げるなら、人に教える必要はありません。
情報商材として稼がなければ、物販だけで稼ぐのが大変だからだと思います。
物販を始めようと思った方は、是非この記事も参考にして検討されて下さい。
以上、副業で主婦に物販をおすすめしない理由4選!でした。
コメント