ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?何巻何話で登場かも紹介!

ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?何巻何話で登場かも紹介! 漫画
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ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?何巻何話で登場かも紹介!についてお伝えします。

鬼軍曹は、人気漫画『ダークギャザリング』に登場する幽霊です。

卒業生と位置づけられています。

卒業生は強い力を持っており、物語の中で螢多朗や夜宵といったキャラクターたちと関わりながら、重要な役割を果たします。

時に味方となり、時に敵となりながら、物語の進行に大きく関与する卒業生の1人「鬼軍曹」の能力について詳しく見ていきます。

それでは、ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?何巻何話で登場かも紹介!をご覧下さい。

他の卒業生については別の記事がありますので、こちらからご覧下さい。
「ダークギャザリング花魁の能力は?」

 

ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?

鬼軍曹の正式な名前は『殉国禁獄鬼軍曹』(じゅんこくきんごくおにぐんそう)です。

物語の中で2番目に登場した『卒業生』と呼ばれる存在で、夜宵が名前をつけました。

卒業生の中で唯一、善良な霊とされています。

ダークギャザリングって悪霊退治に悪霊の力が必要だから集めてなかったですか?善い霊ってどういうことでしょうか?

 

鬼軍曹はなぜ善良な霊?

鬼軍曹は生前、太平洋戦争で活躍した元日本軍の軍人です。

外見は、全身傷だらけで、全身の各部が細い糸で縛られています。

勇敢な戦士として知られ、その戦いぶりから「不死身」とまで称されました。

戦争が終わり、老いて天寿を全うしましたが、その後も霊は現世に留まることになります。

天寿を全うしたのに何で成仏してないのかな?何かの未練?

戦争中に数百人の敵兵を殺害したことにより、彼らの怨念の霊に取り憑かれているからです。

この怨念の霊は、鬼軍曹の意志に反して周囲に悪影響を及ぼしてしまう最悪の状態でした。

さらに、不死身の特性は死後にさらに強化され、成仏することも消滅することも叶わず、ただただ怨念とともに現世に取り残されるという悲劇的な状況に陥っています。

鬼軍曹は「一刻も早く死にたい」と考えており、夜宵は鬼軍曹の成仏を助けることを条件に、協力関係を結んでいます。

なので、鬼軍曹は悪霊ではなく、善良な霊なのです。

霊的な力が強ければ、悪霊でなくても戦えるのですね。

そんな鬼軍曹の能力は、生前からの「不死身」と、彼の願いである「死にたい」に深く関係しています。

主な能力は3つです。

 

鬼軍曹の能力:鉄壁の守り

1つめの能力は鉄壁のような防御力です。

鬼軍曹は日本刀を持っています。

敵の攻撃を見事な剣技で完璧に防ぎます。

漫画では見開き2ページで、大きな擬音で描写されていました。

どのくらいのスピードで、どんな迫力なのか早くアニメで見てみたいシーンのひとつですね。

 

鬼軍曹の能力:再生能力

2つめの能力は、驚異的な再生力を持ち、わずかな時間で元の肉体に回復することです。

悪霊との戦いで、捕食された時も相手のお腹を突き破って出てきましたが、出てきたときにはすでに回復していました。

生前より「不死身」と称された人間離れした能力は、死後に回復能力をプラスしてさらに不死身になっています。

鬼軍曹が死にたいのに死ねないのは、軍曹に取り憑いた怨霊のせいなのかなぁ~。

 

鬼軍曹の能力:衰弱の祈り

3つめの能力は「衰弱の祈り」です。

鬼軍曹の意志でもたらされる霊現象です。

その特徴は、祈りの力を行使することによる霊現象だということです。

一定の領域内で念を広げ、その領域内に存在する全ての人に、戦争中に経験した傷、飢え、疲労、眠気を味わわせる能力を持ちます。

この能力にかかったものは、鬼軍曹を体現します。

つまり、苦しんでも不死身であり、死ねないのです。

さらに、新たな武器を装備するたびにフェーズが進行し、最終段階に達すると、筋肉の動きが停止し、最低でも100年単位で苦しむことになります。

戦後78年なのに100年以上も苦しむことになるとはエグいですね。鬼軍曹より苦しまなければならないこと確定です!

フェーズが進むにつれて鬼軍曹自身も弱体化し、体力が衰えていきます。

ただし、超再生力を持つ不死の肉体はそのまま維持されます。

鬼軍曹の霊現象の苦しみから逃れるためには、弱体化した肉体でどのようにして軍曹を倒すかを考えるしか方法はありません。

さらに、フェーズが進むと、「衰弱の祈り」の効果範囲も広がります。

この祈りは、鬼軍曹を含む敵味方を問わず効果が現れるため、鬼軍曹が「衰弱の祈り」を使用すると、すぐに第3段階の範囲外へ逃げる必要があります。

重要な点として、鬼軍曹はこの力を使って相手を倒すのではなく、自分自身を倒してもらうことを望んでいます。

成仏したい鬼軍曹は、自分を弱くすることで相手に倒されることを願っているのです。

そのため、「祈り」という言葉が用いられています。

その切実な祈りは、鬼軍曹の言葉にも表れています。

 

鬼軍曹の口癖

鬼軍曹の口癖は「殺してくれ」です。

戦いの最中、ほぼ「殺してくれ」しか言っていません。

また、鬼軍曹は普段、風呂敷を背負った柴犬のぬいぐるみに封印されており、解放する時はの夜宵の口上は「散華して~」です。

「散華して」は、文字通りには「花が散っていく」という意味ですが、転じて、人の美しさや輝きが終わりを迎えることや、人生や物事の終わりを意味することがあります。

敵を倒してほしいという意味もあるのでしょうが、夜宵が鬼軍曹に「成仏できるかもしれないよ~」と焚きつけているようにも思えます。

他の卒業生である『邪教文大僧正』や『魄啜繚乱弟切花魁』は、物語の中で『悪霊蟲毒』の末に誕生し、その名の通り夜宵の部屋から卒業を果たしています。

しかし、鬼軍曹は元から卒業生レベルの力を持った存在だったようです。

死にたいのに、強すぎるなんて皮肉ですね。

今後、鬼軍曹が成仏できるのかも見所ですね。

 

ダークギャザリング鬼軍曹の能力は何巻何話で登場かも紹介!

封印された鬼軍曹を回収したのは5巻の♯16「回収」です。

鬼軍曹は霊的エネルギーがあふれ出す「立川断層」の上に重なる場所で、マネキン人形の頭の中に封印されていました。

回収時、鬼軍曹に取り憑いた怨霊が漏れ出しており螢多朗を襲います。

怨霊を封印するため回収には、悪霊の髪でつくった縄を巻かなくてはなりません。

漏れ出た怨霊と戦いながら、夜宵と螢多朗と詠子が力を合わせようやく回収に成功するのでした。

また、鬼軍曹の登場シーンは5巻の♯18「旧旧Fトンネル」です。

卒業生相当の霊を捕まえるために行ったトンネルで遭遇した悪霊との戦いに解放されました。

その後5巻の♯19「鬼哭」で鬼軍曹の能力を見ることができます。

 

まとめ

ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?何巻何話で登場かも紹介!についてお伝えしました。

鬼軍曹の能力は3つでした。

①鉄壁の守り
②再生能力
③衰弱の祈り

鬼軍曹は悪霊ではなく、善良な霊でした。

名前は『殉国禁獄鬼軍曹』(じゅんこくきんごくおにぐんそう)。

太平洋戦争の軍人で、不死身に近い力を持ちながら鬼神のような戦果を挙げ続け生きて帰還、戦後は天寿を全うし死んでいます。

ですが、戦中に殺した敵兵の怨霊がまとわり憑いて、成仏できない状態でこの世にとどまっています。

死後も不死身に近い能力を持っているため成仏できず、「死にたい」と願う可哀そうな霊で、成仏を条件に夜宵に協力しているのでした。

そんな鬼軍曹は5巻の♯16と♯18、19で見ることができます。

迫力満点の戦闘シーンなので、何度も読み返したくなりますね。

一度読んだだけでは意味がわからなかった人も、この記事を読んでみると、鬼軍曹のすごさが見えてくるかもしれません。

以上、ダークギャザリング鬼軍曹の能力は?何巻何話で登場かも紹介!をお届けしました。

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