ダークギャザリングの千魂華厳自刃童子の能力とは?H城址の霊が優しい理由や元ネタ心霊スポットも紹介!

ダークギャザリングの千魂華厳自刃童子の能力とは?H城址の霊が優しい理由や元ネタ心霊スポットも紹介! 漫画
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ダークギャザリングの千魂華厳自刃童子の能力とは?H城址の霊が優しい理由や元ネタ心霊スポットも紹介!についてお伝えします。

千魂華厳自刃童子は、人気漫画『ダークギャザリング』に登場する幽霊です。

物語の中で夜宵ちゃんや螢多朗、詠子といったキャラクターたちと関わりながら、重要な役割を果たします。

この記事では以下について書いています。

✓千魂華厳自刃童子の能力とは?
✓なぜ夜宵ちゃんに優しいのか?
✓元ネタとなっている心霊スポットはどこ?

読んだあとは、ダークギャザリングで好きなキャラクター上位になると思います。

 

ダークギャザリングの千魂華厳自刃童子の能力とは?

まずは、千魂華厳自刃童子について解説していきます。

 

名前の由来

夜宵ちゃんが付けた名前は「千魂華厳自刃童子(せんごんけごんじじんどうじ)」です。

千魂 : 無数の霊魂や魂が集まる様子。

華厳 : “華厳”は仏教の教えである「華厳経」から来ている可能性があります。

「華厳経」は、宇宙や現象の一切の存在が相互に繋がり合っており、無限に広がっているという理念を含んでいます。

自刃 :自らを切り裂くこと。

童子 : 子供や若者を指す言葉で、純粋さや無垢さを意味します。

総合すると、霊的な存在が多様な繋がりを持ちながら、犠牲を払った人という意味になります。

繋がりや犠牲ってどういうこと?

 

千魂華厳自刃童子の基本情報

名前:千魂華厳自刃童子(せんごんけごんじじんどうし)
形代のぬいぐるみ:ぞう
口上:絶って

東京都のSランク心霊スポットであるH城址の地縛霊です。

H城は安土桃山時代にわずか1日で落とされた城です。

1万5千人の敵軍がわずか千人の城兵を攻め立てたのです。

ほとんどの兵は別の合戦に出て、城内は女性だけの時を狙われました。

降伏は許されず、女性たちの首は切り落とされて敵にさらされ、男性の心をへし折るために虐殺が行われました。

残された女性たちは、さらし首にされないように自ら喉を裂き、滝に身を投げたのです。

その女性の1人が「千魂華厳自刃童子」です。

彼女は、「この城に誇り高き人達が居たことを忘れさせない」という繋がりを大切にし、自らの魂を分けて思い出を再現する地縛霊でした。

それが観光客には心霊現象となり、心霊スポットとなったのでした。

 

千魂華厳自刃童子の能力を解説

彼女の能力は「無数の手で切り裂く呪い」です。

作中、首や霊体を切断していました。

首の切断方法は、たくさんの手で相手の首を覆い、爪で付けた傷が呪いとなって首が切断されていました。

この呪いは効果が現れるまでに時間がかかるため、呪いをかけた後もしばらく相手は生存し、その間に攻撃を仕掛けられたり、逃げたりすることができます。

それを防ぐため、無数の分霊を融合させ、首のない人型のお腹をドーム状に展開し、相手の逃走を阻止、死ぬのを待つ戦法を取ります。

ただし、相手が幽霊であり、特にSクラスレベルの強力な幽霊だと、首を切り落とすだけでは動きを止めることができないという欠点があります。

邪教文大僧正との戦いでも首を切り落とす以上のことができず、タイムオーバーして敗北しました。

使いこなせる手の範囲は、見える範囲です。

花魁が散りばめた蝶は、たくさんの手が切断し一掃していました。

さらに、夜宵ちゃんに渡した召喚の帯があれば、帯の位置を感覚で感じることで、手を伸ばし切断の呪いがかけられると思われます。

召喚の帯については、このあと説明しています。

これは、11巻の43話、F公園の幽霊と対峙するときに考えられた作戦ですが、失敗したので定かではありません。

また、呪いで付けた傷は痕が残ることがわかっています。

螢太朗は首に傷を付けられ、痕が残りました。

邪教文大僧正の首は切断されたよね。

傷痕残るどころの話じゃないけど・・・。

 

ダークギャザリングのH城址の霊(千魂華厳自刃童子)が優しい理由や元ネタ心霊スポットも紹介!

千魂華厳自刃童子は、夜宵ちゃんたちと協力的に行動してくれます。

例えば

・命令に従う
・適切に守ってくれる
・周囲を巻き込む攻撃をしない

では、なぜこんなに優しいのでしょうか?

 

なぜ優しいか理由を考察

その理由は2つ考えられました。

 

夜宵に恩があるから

H城址の霊は夜宵ちゃんに恩があるため、優しいです。

城跡に残り続けた目的は、歴史の継承と、誇り高き人々がこの場所にいたことを後世に忘れさせないためでした。

しかしある悪意を持つ連中によって、大切にしている滝に呪物が投げ込まれた結果、怒りと憎しみに満ちた悪霊と化しました。

悪霊となったH城址の霊は夜宵ちゃんとの戦いで、ぞうのぬいぐるみに封印されましたが、その後呪物との繋がりも絶てたことで、正気に戻ります。

「やられたことは忘れない」と邪経文大僧正に殺されかけたことを最初は恨んでいました。

しかし、夜宵ちゃんは彼女が二度と同じ目に遭わないように、ぞうのぬいぐるみをH城址内の地面に隠しました。

もとの姿に戻してくれたこと、その後は苦しまないよう丁重に扱ってくれたことに驚きます。

特に、「地縛霊じゃなくなった」と言ってもらえたことで、H城址の守り神のような存在だと認めてくれたことに感動したのです。

そのため、夜宵ちゃんとH城址の霊は良好な関係を築きました。

そして、「必要な時は呼んでくれ」と白い帯を夜宵ちゃんに手渡し、いつでもどこでも呼び出し可能にしてくれます。

他の卒業生(鬼軍曹や花魁)は呪いが強いため、危害が加わらないよう遠くに保管し必要な時に回収します。

回収しに行かなくても来てくれるのは、H城址の霊が助けてくれたことに感謝しており、恩を返したいと思っている、自発的な行動からなのでした。

 

もともと誇り高い士族だから

H城址の霊は、もともと城に住む女です。

城の中でどんな立場だったか詳細は記載されていませんが、城やそこに住んでいた人への思いが強いことから、城主の家族と思われます。

城主の家族なら、城主と共に城を守る責任を持ち、家族としてもその名誉や地位を守る使命を担っていることから、強い責任感や誇りを持っていたと考えます。

そのため、周囲の人々への深い愛情と優しさが根底にあり、もともと優しい性格だったと思われます。

 

元ネタはどこ?

H城址の元ネタは、東京都八王子にある八王子城です。

豊臣秀吉による小田原征伐の際、八王子城に籠城していた女性たちが戦いの負けに覚悟を決め、御主殿の滝に身を投じたという悲劇的な伝説があるようです。

 

まとめ

ダークギャザリングの千魂華厳自刃童子の能力とは?H城址の霊が優しい理由や元ネタ心霊スポットも紹介!

千魂華厳自刃童子の能力は、「無数の手で切り裂く呪い」です。

使いこなせる手の範囲は不明で、手で付けられた傷は痕が残ります。

またH城址の霊が協力的で優しい理由は、かつてH城址内で悪霊と化していたが、夜宵ちゃんに救われたからです。

もともと城主の家族であり、誇り高く優しい人物だったため、その性格が霊となっても継続しているのでしょう。

手持ちの幽霊では珍しいタイプでした。

元ネタは実在の心霊スポット「八王子城」であり、H城址の霊の過去と八王子城の伝説が共通する部分が多いです。

今後の「空亡」や「神様」戦でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですが、やはり殺られないでいてほしいなと思います。

アニメ放送を見てから漫画が読みたくなった人は、続きは原作の何巻何話?の記事もありますの参考にされて下さい。

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