ダークギャザリング卒業生の大僧正とは?能力や何巻何話で登場かも紹介!についてお伝えします。
大僧正とは、この漫画に登場する卒業生と呼ばれる強い力を持った悪霊で、僧侶の格好をしたハゲ坊主す。
この記事では、卒業生の大僧正を解説しています。
この記事を読めば大僧正について詳しくなり、夜宵ちゃんの戦術への理解が深まると同時に、作品をより一層楽しむことができると思います。
Contents
ダークギャザリング卒業生の大僧正とは?
出典:ダギャザ公式
形代のぬいぐるみ:頭だけのクマ
口上:弔って(とむらって)
夜宵ちゃんが付けた名前です。
大僧正は、高位の僧侶を意味します。
経文は経典に含まれる文章や教義の文章を指しており、経典は仏教の聖典です。
それが「邪」ということなので、善良や道徳から逸脱している、悪意や不正を指します。
つまり、邪悪な経文を読む高位な僧侶という意味になります。
大僧正は、数珠を持つ手が右前になっています。
数珠は仏の教えに対する信仰を示すものであり、右手で数珠を持つことはその教えに対する敬意を表す行為とされています。
邪経文ですが、その信仰は厚いようです(笑)
さすが!
卒業生誕生!
大僧正は、これまで登場している卒業生の中で、唯一夜宵コレクションから誕生した卒業生です。
夜宵ちゃんの部屋にいる悪霊たちは、普段は力の均衡を保って大人しくしています。
しかし、あるきっかけによって、その均衡が崩れると共食いを始めるのでした。
神代愛依に取り憑いていた神様を捕獲したとき、神様の力が強力だったため、均衡を保っていた夜宵コレクションの力関係が崩れ、共食いが始まりました。
その共食いの生き残りが、卒業生と呼ばれる大僧正の誕生となったのです。
血まみれで、ボロボロになったぬいぐるみをバックに、頭だけのクマのぬいぐるみがテーブルの真ん中に不気味にいました。
それにしても、形代のぬいぐるみが頭だけのクマって気になりますね。
その理由については、作中語られていませんでした。
大僧正の能力解説の項で、考察します。
声優は誰?
大僧正の声優は、宮田浩徳さんです。
1960年6月22日生まれの63歳です(2023年現在)。
主役級の吹き替えはありませんが、ちょい役で多くの作品に出演されています。
有名なものを以下にあげておきます。
・「少年アシベ」:まおちゃんのパパ
・「侍戦隊シンケンジャー」:ナレーション
・「クレヨンしんちゃん」:ボスざる
・「犬夜叉」:村長
・「名探偵コナン」:楠川、クリーニング店店主、新福刑事、シェフ、管理人
SNS上では、「声あってる」「これ、シンケンジャーのナレーションの人⁉これで経文読んでくれるのいいね」など、好感触の反応です。
漫画では低い声で、恨みったらしく経文を読むのかなと想像していましたが、吹き替えは思ったより可愛らしい声で、淡々と経文読まれてました。
僧侶にとって、お勤めの経文読み。
呪いと言えど、毎日のお仕事感覚のお経読みだったようです。
ダークギャザリング卒業生の大僧正の能力や何巻何話で登場かも紹介!
出典:ダギャザ公式
卒業生は、隣5軒まで悪影響を及ぼすため、常に拘束しておく必要があるほど強力な力を持っています。
そんな大僧正の能力について、紹介していきます。
能力とメリットデメリット
大僧正の能力は、お経を聞いた者を地獄行きにする呪いです。
強制成仏じゃなくて、地獄決定って怖い・・・。
しかも、経文を聞いた者は、生きている者も、幽霊も、生物もすべてです。
大僧正の背後から無数の手が出てきて、結界の中にいた幽霊は引きずり出されていました。
地獄行きまで、小動物が2~3秒、中型の動物が10秒弱、大人は30秒ぐらいとなります。
そのため、経文の効果が表れるまでに、相手に攻撃される可能性があるのが弱点です。
攻撃力の高い相手には不向きとなります。
もし、相手の攻撃によってダメージを受けてお経を読めなくなったとしても、一瞬でも経文を聞いた者が唱え出すため、そのお経にも呪いの効果があります。
作中では、経文聞いて泡を吹いた瀕死のカラスや蛇がお経を唱えていました。
一瞬でも経文を聞いてしまうと自身でも唱え出し、骨伝導によって経文が聞こえてくるため、その後いくら耳を塞いでも手遅れとなります。
つまり、広範囲巻き込み型の無差別致死的攻撃です。
この経文を聞いたH城址の霊は、「死んでもなおこんな思いをするなんて」と嘆いていました。
「即死の方がマシ」っと思わせるお経恐るべしです。
この呪いから逃れるためには、イヤホンを付けて大音量の音楽を聴くなどして、絶対に経文を聞かないようにしなければなりません。
または、経文を聞いたあとに声帯の振動を物理的に止めながら、呪いの効果が発動する前に大僧正を封印することになります。
螢太朗は経文を聞いてしまったので、封印するまで夜宵ちゃんに口に指を突っ込まれてましたね。
相手も仲間も関係なく呪いが発動してしまうところが、使うデメリットとなっています。
形代のぬいぐるみが頭だけのクマでしたが、大僧正をゲットするときに、経文を止めるため首を斬ってどうにかしようとしたためではないでしょうか。
初登場は何巻何話?
大僧正は、原作漫画の4巻で初登場します。
4巻12話:日本全土
夜宵コレクションが共食いをして、大僧正が誕生しました。
誕生した瞬間から呪い発動で、厄介でしたね。
4巻14話:H城址②卒業生
H城址の霊を捕獲する時に活躍しました。
ニタニタした気持ちの悪い笑顔の大僧正とかわいいH譲の戦いは、なんだかH譲を応援したくなりましたね。
4巻15話:H城址③呪物
お経を聞いてしまった螢太朗を助ける夜宵ちゃんと、助けられながらも封印する螢太朗でした。
封印間に合うか!地獄行きのカウントダウン、一緒にしてしまいました。
登場シーンのアニメと漫画の違い
大僧正とH城址の対峙のシーンで、ストーリーに大きな違いはありません。
描写の違いを感じるシーンがありましたので、紹介します。
お経を止めようと、H城址の霊は大僧正の首を落とします。
首を落とされてもなお、お経が止まないことで、H城址の霊はかなり焦った悔しそうな描写がされていました。
これは、漫画にはない描写で、H城址の霊の感情を表したアニメならではの貴重なシーンです。
漫画では、ボーとした無表情でした。
そして、お経を止めるため、さらなる攻撃として大僧正のアゴを外します。
漫画では、H城址の霊は地面に落ちた首を両手で挟むように触るだけでアゴを外していました。
正直、何が起こっているのかわかりにくいシーンでしたが、アニメでは4本指を揃えて、秘孔を突くように片アゴを突いていました。
これによって、お経を何とか止めようとアゴを外したことがよーーーくわかりました。
まとめ
出典:ダギャザ公式
ダークギャザリング卒業生の大僧正とは?能力や何巻何話で登場かも紹介!についてお伝えしました。
正式な名前は「邪経文大僧正」で、作中夜宵コレクションの共食いで誕生した唯一の卒業生でした。
大僧正の能力は、お経を聞いた者を強制的に地獄行きにする呪いです。
地獄行きまでタイムラグがあり、その間に攻撃されるとやられてしまう弱点があります。
また、敵味方関係なく、お経を聞いた対象すべてに呪いが発動されるので、使い方にデメリットがあります。
そんな大僧正は4巻の12・14・15話で登場します。
まだ、作中1回しか登場していないので、今後どんな敵と対峙し、どんな活躍となるのか楽しみですね。
アニメ化により、漫画との違いを楽しむこともできます。
原作漫画が気になる方はこちら↓↓↓の記事を参考にされて下さい。
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